Laravelでサイトやシステムを作りたいけど、サーバーは何を使おうかとお悩みの方へ。
AWSなどをIaaSを利用するのも良いですが、小から中規模程度のサイトやシステムなら、レンタルサーバーを利用するというもの良い選択だと思います。
Laravelは、PHPが動作すれば良いので多くのレンタルサーバーで動かすことは出来ます。
しかし、導入しやすさ、artisanコマンドを利用することなどを考慮すると、レンタルサーバー選びも中々大変です。
そこで今回は、Laravelが利用できるレンタルサーバー、スペックや導入手順などについてまとめました。
目次
レンタルサーバーを利用するメリット
Laravelを使ってフルスクラッチで開発しているような方ですと、IaasやPaasを使っているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、案件によってはレンタルサーバーを利用するというのも良い選択であると思います。
定額で安価に利用することができる
大抵のレンタルサーバーは、月額500〜1000円から利用できます。
容量も数百Gくらいは利用できますので、動画などを使わない限り問題無いと思います。
まあ、動画を利用するなら、動画配信サービスなどを利用した方が良いですが…
小から中規模案件でしたらスペック的にも問題無いほど、レンタルサーバーは進化しています。
インフラ構築・管理のコストが減る
レンタルサーバーを選択する理由として一番でかいかもしれないですね。
Iaasでも、サーバー構築は自動化ツールを利用すればコストを下げられますが、サーバー関連の障害対応は避けられません。
24時間対応とか求められても中々無理ですからね。サーバーの障害対応が無いのは精神的にもとても楽です。
おすすめレンタルサーバー
エックスサーバー
エックスサーバーは、稼働率99%以上の驚異的な安定性を誇り、個人サイトからビジネスサイトまで幅広く多くの人に利用されています。
○ おすすめポイント
- 月額1,000円から利用可能
- 抜群の安定性であり高速に動作する
- 容量200GB〜 & SSD
- マルチドメイン、サブドメインの利用無制限
- 10日間の無料お試し期間あり
- 無料独自SSLあり
当サイトもエックスサーバーを利用していて、Laravelのアプリもいくつか載せています。
Webサイト制作やシステム開発にも多数利用してきましたが、エックスサーバーが起因の不具合はほぼ起きたことないです。
メールサポートは、24時間365日対応しているようです。サポート体制も万全なので安心です!
プラン
プラン | 料金 | SSD | MySQL |
---|---|---|---|
X10 | 月額 900円 | 200GB | 50個 |
X20 | 月額 1,800円 | 300GB | 70個 |
X30 | 月額 3,600円 | 400GB | 70個 |
月額料金は36ヶ月契約の場合で、初期費用はいずれのプランも3,000円です。
プランを上げた時に変わる点は、容量が増える・特典がある(ドメインプレゼント)ことです。
Laravel構築方法
Laravelの構築方法はこちらにまとめました。
SSHでログインして、CLIのPHPのバージョンを変える必要があります。
https://www.xserver.ne.jp/

Mixhost
MixHostは、アズポケット株式会社が運営しているサーバーです。設立2016年と若い会社ですが、ネットでの評判はとても良いサーバーです。
価格帯がエックスサーバーよりも安く設定されていて、コスパが良いサーバーです。
○ おすすめポイント
- 月額880円から利用可能
- サーバーリソースがユーザー毎に区切られており安定している
- 容量150GB〜 & SSD
- マルチドメイン無制限
- Nginxよりも高速なLiteSpeedを採用
- 管理画面からLaravelをインストールできる
- 無料独自SSLあり
レンタルサーバーでありながら、VPSのような利点があることが大きな特徴ではないでしょうか。
サーバーの管理画面がちょっと使いにくいのが少し難点です。最初にセットアップしてから利用頻度も多くないのでそれほど問題は無しです。
プラン
プラン | 料金 | SSD | CPU | メモリ |
---|---|---|---|---|
スタンダード | 月額 880円 | 150G | 仮想3コア | 4GB |
プレミアム | 月額 1,780円 | 250GB | 仮想5コア | 8GB |
ビジネス | 月額 3,580円 | 300GB | 仮想8コア | 12GB |
ビジネスプラス | 月額 7,180円 | 400GB | 仮想10コア | 16GB |
エンタープライズ | 月額 14,380円 | 500GB | 仮想12コア | 32GB |
初期費用は、いずれのプランも無料です!
エックスサーバーと比較すると、スペック・料金が少し低いという感じです。
Laravel構築方法
Laravelの構築方法はこちらにまとめました。
MixHostは、Laravelのインストールを管理画面から出来るようになっていて、非常に簡単です。

さいごに
いかがだったでしょうか。
おすすめのレンタルサーバーとして、エックスサーバーとMixhostを挙げました。
他には、さくらのレンタルサーバなども人気で安く利用できるかなと思います。
レンタルサーバーは、安いサーバーを選んでも年間で数千円程度しか変わりませんので、あまりケチらずに考えた方が良いかもしれません。
あまり時間をかけていると、サーバー選定の人件費の方が高くなってしまいますしね。
▶︎ エックスサーバーへ
▶︎ MixHostへ
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